皆いろんな諸事情を持っています。何もなく生きている人はいないと思います。
愚痴をこぼしたいことも話を聞いてもらいたい時もあると思いますが、部下の前でそのようなことを言わないのがプロです。

昔、あるクラインとの役員の方に教えていただきました。
「武内さん、一流のプロというのは、生活の匂い・家庭の匂いを職場に持ちこまないことだよ」と・・・

周りは一所懸命仕事をしているのに、愚痴をこぼしていては良くないです。それも日々、部下の前で言葉にするのは控えるべきだと思います。

毅然とした態度でいつも職務を全うする。
家庭と職場の使い分けがきっちりできることが、信頼される上司の条件のようです。

自分の家庭状況や金銭状況を他人に言っても改善することは無理なはず。
自分で改善して行かない限り、家庭の事情は解決できないと思います。

仕事が終わり、一杯飲みながらならまだしも勤務中には愚痴を言わない、家庭の話題を極力しないことです。

どうしても言いたい時は、信頼している上司にお願いして聞いてもらうのが良いでしょう。

中間管理職はいろいろとつらい立場だというのはわかります。
しかし、部下と同じ視点で物事を考えたり、口にしていては伸びないです。

一流のプロになろうと思えば、徐々に生活の匂い、家庭の匂いを消していくことです。

逆に、結婚されていて、お子さんもおられるのに、あの方は独身かなぁと思うくらいの方もおられます。自然とプロの仕事をすることによって、生活や家庭の匂いが外から見ると感じなくなるのでしょう。

上司の顔をうかがう以上に、部下との接し方が大事です。
部下に信頼されるということは、次のステップへ進むための大切な条件です。

自分を律して仕事をする。
簡単なようですが、難しい場合もあるようです。

でも自分を成長させるには、それしかないようです。
該当する方は、これから自分がどんな人間を目指すのか、もう一度考え直して業務に励んでいただければと思います。