価格を下げないとお客様は来てくれない?
どこも値段を下げ始めています。しかし、それでは確実に粗利が下がります。余計に厳しくなる可能性があります。

客単価を上げる作業も考えないといけません。
客数は下がっています。
何とか客単価が上がらないか?その作業が必要です。
客数は10%ダウン、客単価は5%アップなら良い方。

前年対比、客数の落ち込みが厳しいところは、抜本的な対策が必要です。
この時、価格を見直し、安く設定して集客を図ろうとされます。うまく行けば良いのですが、逆に首を絞めることにもなりかねません。

商売ですから客単価を上げる方法も考慮しないといけません。比較的、上手に切り抜けておられるところは、この客単価が昨年に比べて5%くらい上がっているようです。

ということはすべての商品・サービスについて単価を見直す必要があるということです。
☆無理した値付けをしていないか?
☆仕入が高くなった商品はないか?
☆不人気商品で安くする必要がないものはないか?
☆定価で売れるものはないか?
などなど・・・

価格を上げるのはちょっとどうかなぁと思われていても経営です。
見直しを図らないとズルズルと後退していきます。少々の価格の見直しでは、客数のダウンを補えませんが、それでも見直すべきではと思います。

立て直しを図るなら、まず客単価のアップつまり商品・サービスの単価の見直しが必要だと言うことです。

通常、客単価アップは二通りあり、一つは買い上げ点数のアップ、もう一つは商品単価のアップです。今までは、何と買い上げ点数が増えないかとあれこれと提案して上げてきましたが、この景気の悪さでは買い上げ点数を上げるのは
厳しいでしょう。だからこそ、今まであまり着手されていなかった単価アップをどこかで考えないといけません。

後はいつから改定するか?

その準備に入られた方が良いと思うのですが・・・