都内の焼肉業界の状況は、
良くて昨対90%、悪いところは昨対70~80%くらいだそうです。

でも昨対90%を維持をするのもたいへん。
どこが違うのでしょうか?

こちらのお店、四谷にあります。
大通りに面していますが、決して大きい店でないです。
しかし、いつもお客様でいっぱい。当然、予約を入れないと入れません。

東京ですから、有名人が来られて繁盛しているというのもありますが、それでも何か秘密があるはずです。

答えは、接客サービスと会話、パフォーマンスです。
基本的にお肉は、お客様に焼かせない。

サービス係の方が、商品説明をしながら、いろんな会話で笑わせてくれます。
(注:嫌な方、わずらわしいと思う方もおられると思います)
オーナーは、東大阪・若江岩田出身のコテコテ関西人です。

その日の仕入れに合わせたものが出てきます。
ドリンク以外は注文せずに、次から次へと出てきます。
お客様のお腹具合を見ながら・・・

キムチやもやしナムルが出てきた時も野菜の説明までされます。
夏野菜と冬野菜の違い、どこの産地のものを扱っているかなど・・・

さらに、赤身の肉が出てきた時は、紙ナプキンに肉の部位を書いて説明してくれます。当然、この紙ナプキンはいただいて帰りました。

もっとビックリしたことは、
最初にビールを頼んだ時に付け出しの海苔が出てきました。

その海苔を食べ終えると、
なんと・・・
残った紙ナプキンにこんなことがマジックで書いてありました。
「西くんをこれからもよろしくお願いします」
と・・・

この店に予約を入れてくれた親友のことをちゃんとアピールされています。

また、行きたくなりました。

しばらく東京出張の際は、おじゃましようかと思います。