競合がない無風状態のマーケットを探し、いち早く参入されようとされます。

ところが、競合がない、繁盛企業がないということは、成功事例がないとうことになり、リスクが高いと思って下さい。

逆に、これから何か仕掛けようと思う場合、想定する競合をまず探すことです。

競合のないところを探して、そこへ参入されようとされますが、自社が成功するとなると必ずライバル企業が出てきます。いたちごっこになってしまいます。

それに1からすべて立ち上げるとコストもかかります。

低コストで成果を上げたいとお考えなら、今現在繁盛している企業があること、売れている商品やサービスがあるものを探すことです。

一生、無競合状態でいられる訳がないです。
それだったら繁盛している企業を研究し、そこの商品やサービスを上回るものを作ることです。

いつもこの話をしているような気がします。

オリジナルのものを作りたいんだ!
誰もやったことがないことを俺はやりたいんだ!
という希望と情熱を聞かされます。

しかし、冷静に考えてみると、マーケティングの原則に外れています。苦労されるのが見えています。

何とか夢の中から引き戻してあげようと手を差しのべます。

現実は、そう甘くはないです。

だからこそ成功されている方の真似をさせていただくのが賢明です。

無競合状態ということは、すでに誰かがやってみてうまく行かなくて撤退されたのかもしれません。あるいは、目に見えてこないくらい小さなマーケットなのかもしれません。

競合を積極的に探す!
実は、これが一番のマーケティング戦略なのかもしれません。

成果を上げたいならどんどん競合を探しに行って下さい。