お客様のためにお店を開けるのは当然です。
それにお客様の都合に合わせて営業時間も設定されていると思います。

営業時間は、オープン当初から徐々に長くなっていませんか?
相対的に、人時売上高が下がり、効率が悪くなっている場合もあります。

不況になり、もう少し頑張ろうと営業時間を延ばしたりされたとします。
売上は上がりますが、利益はどうでしょうか?

単に営業時間を延ばすだけでは経営になっていません。
売上も大事ですが、どうやって利益を出すかも大事です。

だから、営業時間の設定、仕込みのスタート時間の設定をもう一度見直すべきです。

30分でも短くすることができれば、効率化を図ることができます。
今までの業務内容はそのままで、時間をいかに短縮するか?

だらだら店を開けていても経費がかかるだけの場合もあります。

何とか集客して売上を上げたいとうお気持ちはわかりますが、経営と言う観点から見ると、出て行く経費を抑えることも大事です。儲かっていないことを続けることは、時には良くないこともあります。

絞り込むことも経営には必要です。絞り込んで売上が上がるとか利益が出るということでなく、赤字幅を小さくするということも考えられます。

業務内容を精査せずに、ただ営業を続けるのはやはり危険です。数字で表してみることです。

営業時間を短くするのは、時流に逆行し、怖い部分もあるかもしれませんが、きっちりとした数値による裏付けがあれば決断できるのでは?

収入を増やすことも大切ですが、流れて行く支出をどうやって止めるのかの方がもっと大事です。

営業時間も一考の余地有りです。
売上が伸びないのなら、出て行く支出をどう止めていくか?大きな課題のような気がします。