地方都市へお邪魔させていただきますと、一つ気になることがあります。
雇用が機会均等とは言え、まだまだ女性の方の登用が少なく感じます。

女性の方の持ち場のように思えるところでも男性の方が対応されているということがよくあります。

利益体質化しているサービス業の方は、女性比率が高いです。女性の構成比と業績は比例しているようにも思えます。

だから、女性で出来る仕事は女性にしていただくのが一番だと思います。
女性は細かな心配りができます。男性がダメだというのではなく、女性が対応した方が良い局面の場合、女性を前に出した方がお客様も気分が良くなるのではということです。

あるいは企業として、利益を出して行こうと思うならば、意図的に女性の職場や仕事を作って行くべきです。

正社員比率が高い、男性比率が高いサービス業は、雇用形態自体を変化させていかないと利益面だけでなく、お客様対応の面で後れを取る可能性があるということです。

どの企業様も今一番欲しいのは、腕の立つ女性社員です。少しキャリアを積んだ即戦力。その方が入ることによって数字が読めるような方です。

なかなか社内登用では追いつかないと思います。教育しても最低10年はかかります。外部からの招へいなども検討の余地がありそうです。

また、派遣会社さんなどへ依頼されることも多いとお聞きします。ただし1回依頼したからといってこちらの意に沿うような方は来ません。数十人の中から一人見つかれば良いくらいだとお考え下さい。

意識して希望に沿うような女性の方がいないかと網を張られて下さい。
また、雇用条件も女性の方が働きやすいような、雇用形態が良いです。例えば社員でなくても契約社員でもパート対応でも良いです。

要は、力のある方が来てくれるだけで良いのです。
毎日出社していただかなくても、土日の限られた時間だけ来ていただいても十分です。

企業側はそれだけで、利益は上がるでしょう。

できる女性をどう囲い込むか、サービス業の一番の課題だと思います。