過去の実績が通用しない時代。
過去3カ年の数値をベースに経営計画書を作らないことです。

過去の数値がベースになりません。昨年の数値すら参考にならない場合があります。

過去は過去です。
良い時の数値をアテにして経営計画書を作るとたいへんなことになります。同じような状況下ではないはず。

企業再生の経営計画書作成作りの際にも過去の数値を参考にしません。理由は、現場に入って数値を組み立てないと意味がないからです。今現在の状況と今後の伸びしろを換算して数値を作ることが大事だと思います。

だから今を基準に将来を設計する必要があります。
過去の積み重ねの上に未来はないです。
ということは、毎年見直していかないと、計画どおりには行かないということです。

過去数値がこれほどアテにならないとは・・・

このことは本当に大きな注意点だと思います。
過去の決算書を並べても未来は見えてきません。

ということは、作成者も今現在のことを熟知していて、未来を設計できる方でないと書けないということです。

外部環境という意味合いも日本全国や商圏内の業界動向というだけにとどまらず、世界中の景気動向が影響する時代です。

過去と比較しようと思っても比較できないです。過去と今とでは環境が違い過ぎるのです。

だからベースは今。
そこから組み立てるしかないです。

くれぐれも過去の数値を見ながら作らないようにされて下さい!
過去は過去です。