成長というほどの成長でもなく、少しずつ伸ばして来たつもり。
しかし、いつの間にかブレーキを踏むことを忘れた?

景気に合わせてアクセルやブレーキを踏めば良いと思い、つい景気任せ。
自分自身で踏むことをしなくなってしまった会社も多いような気がします。

しかし、会社の経営では、周りの景気が良くても意図的にブレーキを踏んで点検することが大事なような気がします。

一度車から降りてみて、どこか故障していないかどうか客観的に点検が必要です。また運転者自身も体を休めることが大切です。

自分でこのブレーキを操らなくてはいけないのに、他人任せでは大きな波がやって来た時にたいへんです。

中小企業のトップの方は、前へ進むのが好きな方が多いです。
社内にブレーキ役の方はおられるでしょうか?

あるいは何年かに一度、診断を行い、方向性をチェック・確認されていますでしょうか?

緩やかに成長している時ほど、見えなくなります。
急成長すると、このまま行く訳はないと思いますが、緩やかな成長や横ばい状態の時は、手を打つのが遅くなりがちです。

いつブレーキを踏めば良いかと躊躇しているとたいへんなことになります。
意識的にいつもブレーキを踏む癖を付けた方が良さそうです。

ブレーキを踏んで一旦深呼吸。
今は、そういう状況のように思います。

成長に慣れるのが一番怖いことです。
慣れてしまわないようにいつも気を付けておかないと・・・

ブレーキは標準装備されているはずです。
いつの間にかそれを忘れてしまっている?
上手に経営されている方は、3年ごとに見直しを図られています。

いつも少しずつブレーキをかけていれば、急ブレーキをかける必要がありません。
やっぱり経営には、ブレーキが必要なんだと思います。