ホームページを納品だけされても困ります。

それ以上に、ホームページ制作に関わる段階で依頼企業に対して何を提案することがベストなのか把握しているかどうかが大事です。

依頼企業が業績を上げるためには、今何が必要なのか?戦略は何なのか?が大事です。ホームページを作ることが大事なのではなく、Web戦略に対する取り組みをどう行えば良いのかをトータルに提案できるかどうかです。

極端な場合、ホームページがなくても良いかもしれません。それ以外に業績を上げるための方法があり、優先順位が高いものがあるかもしれません。

まず、社内で業績アップの戦略と方向性を明確にすることです。そのための手段としてホームページが必要なら作ったり、作り直すことが必要でしょう。
これが明確でなく、ただホームページが必要だ!くらいでは好転しないでしょう。

また今の時代、ホームページの是非だけでなく、Web戦略にまで踏み込んで考えないといけません。ホームページが出来上がった後、どうやってアクセスを増やし、成果を出していくのか、そちらの戦略の方が実は大切です。

ホームページを作ることは簡単です。しかし、そこからの運用や成果をどのように考えているかです。

中小企業では、当然、Web関連の専門部署がないのが普通です。ホームページ制作会社さんからは、運営やその他のことをお伝えしますから、毎月ランニングコストを下さい。ということになります。

あるいは、Webについて全部外注にお任せの方がベストの場合があります。実際は、こちらの方がおすすめです。そのことをホームページ制作会社の方が言っていただければ良いですが、自社の得意商品を売るだけになっていたら問題です。

まず会社の戦略や方向性を明確にし、ホームページではなくWeb戦略を構築すること。
さらに、自社対応するのか、外注へ出すのかはっきりさせること。
また、ホームページの位置付けや今本当に必要なのかどうか、その見極めもしてくれる方とお付き合いされてはと思います。

自分の得意分野の説明と商品販売に終始しているホームページ制作会社さんとお付き合いされてもメリットは少ないです。

しっかりと見極めをされてからお付き合いされてはいかがでしょうか?