破損が多くても困りますが、器などは綺麗なもので出したいです。

皆さん、何とか破損を少なくし、経費を抑えようとはされているようです。
それで経費が削減化できれば、それで良いのでしょうか?

店を営業している以上、器に対してもある程度お金をかけるべきです。最後の最後まで使うのは良いですが、お客様に対して失礼のない状態かどうかはチェックが必要です。

すべての経費を圧縮するのは、商売の常道から少し外れているように思います。
例えば、新メニューを考える時など、素材や料理そのものも大事ですが、盛り付けや器も大事です。

それくらいの気配りができていないと、良いものはできないでしょう。

だから器も大事です。
欠けや割れがないかチェックするだけでなく、活きた投資も考える必要があります。

年間、どれだけ器に投資されていますでしょうか?

内装や看板にはなかなかお金はかけれません。
せめてお客様が直に目にするものだけでも予算組されませんでしょうか?

古いものを長く使うというのは大事なことです。しかし、活きた投資がないと商売はしりすぼみになります。

破損などによる補充以外に、新しいものを使うということも現場の長の方には知っておいていただきたいです。

そういうことも考えて仕事に励んでいただかないと、お客様を喜ばせることはできないのではないでしょうか?

真剣に器のこと考えてみられませんか?
休憩時間やアイドルタイムにカタログを見ながら想像するくらいことはして欲しいです。現場に欲が出てこないと、売上は伸びません。

今月10万円使って良いよ!と言われたら何を買われますか?
使わずに持っておくのはダメです。お客様のために使って下さい。

経費カットだけに目が行きがちですが、こんな時こそ活きた投資が大切です。
現場の方には、少しでも夢を持ちながら仕事をしていただきたいです。