昨日、シャツを買いに行きました。

一度買ったことがあるお店だったのですが、ウインドーショッピングしていると気になる色柄のシャツがあるので入ってみました。

実は、シャツを買うのは一苦労しています。
首回りが43センチなんです。

首回りが43センチのシャツはLLサイズになるんです。
LLサイズのシャツは、袖が長く、胴回りも大きくてブカブカの感じ。

でも首回りを小さくすれば良いのですが、それではネクタイを締めることができません。

迷っていると店員さんがやってきてました。
事情を話すと、なんと首回りは43センチで、サイズはLサイズというのがあるそうです。こちらのお店オリジナルのサイズだそうです。

それで、一度着てみませんか?と試着をすすめられました。

えっ!シャツの試着?(それもワイシャツですよ。。。)

サイズを合わせるための試着用のシャツがあり、それを着てみて下さいとのことです。

着てみると良い感じです。

このサービスは良いなぁと思いました。
なかなかシャツを試着させてくれるところはないです。買って帰って着てみるとサイズが合わなかった、気に入らなかった経験は皆あるはずです。
しかし、ビニールの袋を開け、一度着たものを返品・交換をお願いする訳にも行かず、そのままということが多いです。

シャツも試着の時代かぁ。。。

だんだんサービスが良くなって、納得して買えるようになった感じがします。

サービスに上限はありません。
お客様が納得の行くまで伝えることが大事です。

通常では考えられない、できないことをどうクリアするかです。

こちらのワイシャツ専門店さんもサイズ別の試着用のサンプルを用意しておくだけです。試着用のサンプルですから色柄は関係ありません。サイズを合わせるだけです。それに試着用サンプルですから、全サイズで多くて10枚くらいでしょう。大きなコストはかかりません。

それにもっと驚いたのは、この試着用のシャツ、1年間くらい使用したのと同じ状態のものらしいのです。1年間クリーニングに出した状態と同じだとおっしゃいます。

1年くらいクリーニングに出し続けると、シャツは徐々に縮んできます。小さくなった感じがしますが、その状態を試着することができます。

なかなか行き届いています。
お客様が使用される状態をイメージしてサービスをする。
大事なことです。

今までの常識を少し変化させるだけで、素晴らしいサービスができます。
固定概念で商売をしないことが大切だと気づかされました。