売上を維持したり、上げることだけが経営ではないです。
特に現場の方は売上に目が行きやすいです。

経費や原価についてはなかなか意識が行かないです。
しかし、今のような現状では、売上を上げるよりも固定費を削減したり、その他もろもろの経費などを削減することを考えないと行けません。

それも皆が協力し合ってやらないと付け焼刃的なものになってしまいます。

だから大きく「経費1%カット&原価1%削減」をうたって下さい。
それも予算化することです。

部門ごとに予算化されるのが良いでしょう。
また売上アップ以上に評価を高く設定するのも一案です。

それくらい今の状況下では経費カット、原価削減が大事であることを従業員の方に知っていただくべきです。

目標も数値だけではダメです。
現場から改善項目をアクションプランとして提出してもらいます。
それを毎月、効果測定して行かなくてはなりません。

売上ではないので、単純に数字が出ない場合があります。
そうすると、やはり毎月の部門別損益を出さないと出てこないと思います。

経費や原価は売上以上にシビアに管理しないといけません。また、管理できる体制や仕組みも大切です。

評価制度の評価基準も今年は、売上だけではなく、経費予算や原価予算なども比重を大きくして評価する体制を作り、少しでも会社に貢献いただくことです。

おそらく今後この傾向は続くと思います。
攻めだけではなく、守りができる方が重宝されるかもしれません。

これも時代の流れです。
ちょうど整える時期に来ているのでしょう。

「今月の売上達成度、発表して下さい!」
ではなく、
「今月の経費カット金額発表して下さい!」
という営業会議になるかもしれません。

そろそろ会議の中身も変える時期に来ているのかもしれません。