商圏内で同業他店で素晴らしい接客の店がある。
自店で同じことはできないのでしょうか?

これが各企業の悩みの一つです。

お客様は当然、商品を買いに来ている訳ですから、接客サービスは優先順位の
第一位ではありません。しかし、接客サービスは当たり前のように、良いのが普通。

さらにそこから地域一番店の接客レベルへと高めないといけません。
従業員の方にお聞きすると、皆さん、同じ人間なんでできないことはないとおっしゃいます。しかし、現実的には無理なようです。

どこが障壁となっているのでしょうか?

店にけじめやルールがないと良い接客はできません。
他店を見学して、自社にも当てはめようとするのがいけないのかもしれません。

それに経営理念や方針がしっかりとしていないとうわべだけのものになります。
接客サービスはその企業の文化です。自社流に創り上げていかないといけません。

またスタッフが変わると接客レベルが変わるというのも良くないです。
それを防ぐ手はないのでしょうか?

店長の意識とモチベーションの維持にかかっているような気がします。

またこの接客は、客層や視点によってどこが良いのか意見が分かれます。
だから単純に接客を良くしようとしても何を基準にして良いのかわかりません。
向かっているところはどこなのか、明示しないといけません。

店長が自店のスタッフのレベルと客層を判断して、どのような接客がベターなのかそれぞれ作る必要があります。

会社の方針は一つですが、店舗ごとにスタイルが若干違っても良いかもしれません。

お客様が不愉快にならないように自店流のものを作っていく。
それが店長に求められているように思います。

すぐにはできません。出来ている時や出来ていない時が出て来ます。でも作って行かないと店は良くなりません。

毎年、少しずつマニュアルなどお作りになられてはいかがでしょうか?
更新、書き換えを行いながら・・・