最近、私の家の近くの繁盛しているホームセンターへ行くと、駐車場を割いてまで駐輪場が増えています。約5割増しのような感じです。

圧倒的に自転車客が増えています。景気と関係あるのでしょうか?

おそらく車で行くと、車にたくさん積めるのでついつい無駄な買い物をしてしまう。それに自転車なら健康的!自転車は不景気でブームだとか・・・

商圏は小さくなっているのでしょう。必需品しか買わなくなっているかもしれません。自転車で行ける範囲が商圏のような感じです。

これではますます大型商品は出なくなります。
来店頻度を上げるための店内企画が大事になってきます。

また、食品スーパーなどでは、買い物かごを持たない主婦が増えているとか?
理由は、かごを持つとかごの中に商品を入れてしまいます。レジ集計すると予算オーバーが常です。

かごを持たず、素手で必要なものを持ってレジに行きます。これだと必要なものしか買えません。手に持てる量も決まってきます。あと一つお菓子を買いたいのになぁと思っても手がいっぱいなら諦めるしかありません。

だから賢い主婦は、買い物籠を持たないそうです。
そうすると買い上げ点数は減る一方です。

上記のとおり、自転車で買い物へ行くと、自転車のかごに入る量も必然的に決まりますので、無駄なものはますます買えなくなります。

この傾向はしばらく続くと思いますので、常に店内で毎日何かやっているということを伝えることが必要です。火曜市や日曜市などは必ず来てくれます。

どう節約するかで必死なのでしょう。

昔はどうやって駐車場を確保するかでしたが、今は駐輪場の確保の方が大切なくらいです。

自転車というキーワードでマーケットを考える必要があるかもしれません。

大阪は昔から自転車文化の町。
車で買い物から自転車で買い物に時代が戻ったような感じです。

自転車商圏をどうとらえるか?
賢い主婦との知恵比べが始まったようです。