ラーメン店さんはよく新メニューを作られます。
作りたいから作っているのではない部分もあると思います。作らないといけないから作っているかも?

理由の一つは、飲食業界では業績が不振になった場合、必ずメニューに手を入れないといけません。それも時流に合ったメニュー開発が大事です。だから、ラーメン店さんも数字が少し変だと気付いた瞬間、新メニュー開発に取り組まれます。

ラーメン店さんと同じように、調子が悪くなればメニュー開発を行う癖を付けないといけません。

サービス力アップだけでは補えない部分もあると思います。常にお客様の動向や売上を見ながら、変化させていかなくてはいけません。

規模が大きくなればなるほど、会社や本部の指示がないとメニュー開発をしなくなります。そのため、後手を踏んでしまいます。

個人店の強みはこの機動力です。即、改善できます。導入できます。
会社や本部にお伺いしている間にお客様は逃げて行ってしまいます。

だから常に、調子が悪い兆しが出て来ると、新メニューを開発しないとお客様が戻ってくれないんだという危機感を持つくらいが良いと思います。

飲食店は、メニュー開発が命です。
どんなメニューを出すか、そこに面白みがあります。

メニューが気にならなくなったらたいへんです。
今のメニューで良いんだなんて思わないこと。変化することを嫌うとお客様は飽きてきます。

当たる当たらないは別として、メニュー開発に取り組む姿勢が大事です。

会議の場でも売上はどうですか?とお聞きすると、
「あまり良くないです。」
という答えが返ってきます。

それでは今月も苦戦されるでしょう。
「今、新メニュー開発中です。来週から出したいと思っていますので、試食していただけませんか?」
という答えが欲しいです。

常に、何か新しいものを取り込もうという姿勢が店全体にないと業績を維持するのが難しいです。

個人のラーメン店さんはそのため必死です。売上=収入ですから、家族を養えるかどうかは日々の営業次第です。

新メニューを考えるというアンテナは、飲食業に携わっているなら感度良くしておかないといけないようです。