もったいないと思われる方も多いと思います。
しかし、残物は廃棄する規則を設けておかないと後あと大きな問題が発生します。

残ったものは食べて良いとなると、自分が休憩に入る前や退店する間際に余分に作るかもしれません。いつも多く作って余らせる癖が付いてしまいます。そうすると原価は上がります。

また残物の処理を自由にしておくと、調理されていないものまで手が伸びます。自分たちで勝手に判断して処理してしまいます。

そうすると次は、お金に準ずるような金券やクーポン券、最後にはお金が合わないということになります。

お店のものには手を出さない。欲しければ自分でお金を出して食べて下さいと言う規律が必要です。

それを甘い判断にゆだねているとすべてが狂ってきます。

残物をどのように処理しているかで店の状況はわかります。原価率までわかります。

会社のもの、お客様が使用になられたものを勝手に従業員が判断して食べたり、持って帰っていては、良い会社には絶対になりません。

そのような決まりのないルーズな会社ほど、表に出ない問題が多々出て来ます。
それはすべて、躾・マナーから来ています。

躾・マナー教育が出来ていないのに、従業員の判断に任せる訳にはいきません。厳しく注意することです。厳しく言えない方は管理職に付かないことです。
なぁなぁは行けません。

止めて下さい!それは会社のものです。勝手な判断はしないで下さい!
とピシャと言って下さい。

大きな問題が起こらない前に手を打つという意味合いから、大手チェーン店ではもったいなくても廃棄をします。

廃棄をしなくても良い会社というのは、かなりレベルの高い従業員の集まりでないと無理です。

会社の規律もう一度見直して下さい。

勝手に・・・は絶対にダメです。
会社のものに手を付けない。それから教育していって下さい。