景気が悪く、お客様の入りが悪い。
と皆さん同じことをおっしゃいます。

何か良い手立てはないかとお考えのようです。

それも今までと同じように当たる販促企画を探されます。
しかし、そう簡単に自社に合った販促企画なんて出て来ません。

調子が悪くなるとすぐマーケティング面に目が行く会社が多いです。売ること、お客様を集めることに神経が行き過ぎているのでは?

いつも走ってばかりで疲れませんか?

誰かが後ろで、少しはゆっくりして、もう一度立て直しをしなさいと言っているような気がするのですが・・・

調子の悪い時は時間が余ります。その時こそ会社の関節部門を強化するチャンスです。

調子の良い時は、いけいけどんどんでどうやってお金を使って業績を上げるかしか考えません。間接部門は小さくなっています。

ところが景気が悪くなって来た時に間接部門を強くして会社を少し締めると利益が出るのです。調子の悪い時の主役は間接部門です。景気が悪くならないと間接部門が機能しているかどうかわからないのです。

えっ!総務や経理、本部が強い会社なんてあるのぉ?
稼いでいるのは俺たち営業なんだぞぉ!と凄む社員もいるでしょう。

しかし、それでは経営は成り立たないのです。
営業が強い会社よりも本部が強い会社の方が潰れません。窮状に陥りません。

男なら誰だって営業主体に会社を回して欲しい。評価して欲しいと思うでしょう。
でも景気の悪い時は、そうは言ってられないのです。会社を存続させることが第一です。

営業の方から圧力もあると思います。こんなに経費を削減すると予算を達成することができないではないかと・・・

いいんです。それも一つの意見。
それ以上に大切なのは、会社を一旦整えること。

皆さんの会社の間接部門はいかがでしょうか?