自分があの会社へ行けばいくらもらえるか?

おそらく、もらえません!

他人の芝生は青く見えても見えるだけ。
実際には、もらえないことがほとんどでしょう。

高給与をいただいている会社があることを知ると、どうしても自分と比較してしまうものです。

しかし、自分がその会社に縁あって入れるかどうか分からないのに、お金の計算を先にしても良いのでしょうか?

能力や技術がいくら高くても雇用してくれるかどうかは別問題です。
自分の勝手な査定で、自分の能力ならこれくらいはもらえるだろうというのは浅はかなことです。

今の仕事に対して真剣に真摯に取り組んでいない人ほど、他人の財布が気になるようです。それに、チャンスを逃してきているのではないでしょうか?

どんな小さな仕事でも「ノー」とは言わず、自分の力を精一杯出していれば、いつか認められます。まず、与えられた仕事をどう自分なりに表現するかです。

能力の高い方なら、それなりにすることもできるでしょう。逆にお金に関係なく、いつも仕事は真剣に真摯にやっている方は、出来栄えが違うはずです。

今の仕事の先が何かで違ってきます。良い仕事ができれば、高給与が約束されていると思っているのか、あるいはいろんな仕事がまたやってくると思っているのかの違いです。

お金が目的で今の仕事をしている人は、次がないように思います。

仕事は作品です。
良い作品を作り続けないと、オファーは来ません。
一つたりとも手を抜くことなんてできません。

仕事が自分の作品だと気付いた瞬間、何か変化が起こるかもしれません。
お金は後。
まずは、良い作品を作り続け認められること。

自己評価ほど怖いものはありません。
他人の財布が気になり出したら要注意です。
気持ちがどこかへ行っている証拠かもしれません。