事業を縮小はしたくない。何とか今の状態で営業を続けたい。
それに解雇等、人事に手を付けるのも基本的に嫌です。

こういう企業様からの依頼、結構多いんです。

おっしゃることはよくわかります。

事業の分析を行って、そこから損益分岐点を下げる作業に入ると思いますが、それだけで大丈夫でしょうか?

ビジネスモデル自体が陳腐化して、時代に合っていない?
そうすると損益分岐点を下げることが課題ではなく、新しいビジネスを創出しないといけないということになります。

損益分岐点なのか?新しいビジネスなのか?
それを明確に分かったおかないといけません。

それすら認識できていないなら危険です。

本当によく人事のことを気にされますが、
経営で見ると、それは一時のコストカットにすぎません。
これから先、安定した経営を行う必要があります。

改革とは、人件費の問題だけではないはずです。
ビジネスモデルが時流から外れているなら、そのことを最優先課題として考えないといけません。

痛みとは、雇用の確保をおっしゃるのでしょうか?
雇用を安定化させるには、常にビジネスを創出し続けることです。
それしかないのです。

私も給与カットの人員カットもしたくはありません。
現在の事業を維持するためには、現状の経営資源を活かした新たなビジネスの創出しかないのです。新たな大きな投資をせずに、新ビジネスができないかと・・・

痛みから解放されるには、新ビジネスを創り続けることです。
その可能性に少しでもチャレンジされませんか?

特に現状の人的資産をフル活用した戦略を・・・

そこから着手する視点を持ちませんでしょうか?