先日、お気に入りのハイボールの缶チューハイを酒屋さんで購入しました。POPには158円とあります。市場最安値です。確認して買ったのですが、レジ会計時に支払ったお金が少ないのです。家に帰りレシートを確認すると、1缶148円になっていました。

1缶158円が148円ということは1缶当たり10円安く買えたことになります。飲んべえにとってはありがた~いことです。

しかし、店側にとってはどうでしょうか?1缶10円も安く販売していると利益が出ません。酒ディスカウンターや食品スーパーの酒類の利益率は10%前後言われています。そのような状況下で想定した価格よりも10円も安く販売していると利益は出なくなります。

実際、主婦は、清算後必ずレシートをチェックされています。チェックしていないのは正直言って従業員の方だけかも。

POPやプライスカードに表示されている価格とレジ登録の価格が一致しているか気になるところです。レジ登録の価格は、新商品を登録する時か、特売で売価変更する時しかチェックしないと思います。店内の全商品の価格チェックは行えないのが実情だと思います。

ところが間違いはないだろうと思うところに落とし穴があります。店側決めた価格ではない価格でレジ登録されているとどうなるでしょうか?ロスリーダーになるだけです。

解決策は、できれば毎日1コーナーずつ、開店前に商品をレジ通過させ確認することです。

売上を上げること、利益を出すことが難しくなっています。だからこそロスを発生させないためのチェック機能を強化すべきです。当たり前のように開店準備をしてお客様をお出迎えしているだけでは厳しいのではないでしょうか?

誰かが気付くまでそのまま。おそらく気付く力を持った人も少ないのではと思います。レジ担当者の方は、お客様に間違いのないように会計をすることに専念されています。利益やロスのことまで気が回っているでしょうか?

やはり、そのためにも朝礼をしっかりと行い同様のミスが発生しないように伝達・実践することが大切だと思います。

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