ヒット商品はあくまでもプラスアルファ。
ヒット商品に期待をかけ過ぎていると、リスクや負担が大きくなります。

自社のヒット商品と業績の関係を一度調べて見られてはと思います。当然、ヒット商品が出た時は業績は上がっているはずです。逆に、ヒット商品が出ていない時の業績推移はどうでしょうか?

ヒット商品を出し続けないと、事業を維持できない状態では経営は厳しくなって行きます。ヒット商品を出すことは業績が上がるだけでなく、その行動が社内活性化につながり良いことですが、ヒットするかどうかは見えないと思います。

一発逆転を狙いたいというのは皆思っていることです。ただしヒット商品に比重を置いた経営では危険ではということです。

ヒット商品が長年出ていないというのも問題ですが、過去のヒット商品のイメージを引き摺るのも良くないと思います。

それとヒット商品が長年出ていないという状況も良くないです。小さくても良いですからミニヒット商品のようなものが数年に1回出ていることが大事です。もう十数年出ていないとなると、世の中の流れに付いて行けていないのかもしれません。

理想は、毎年、新商品を出して行きながら少しでも反響があることです。それを継続されていると、大きなブレはなくなってくると思います。ビッグヒット商品というのはなかなか出て来るものではないです。

それを出すための布石が、日々の研究であったり、毎年の新商品の投入につながってきます。

実は、一発当ててやりたいと思っている人ほど、ヒット商品は生まれないようです。日々精進しながら、世の中の小さな変化を商品に活かすような活動を行っている人から出て来るみたいです。

ヒット商品が出れば、業績が伸びるという思いがあると思いますが、それを実現させるためのミニヒット商品を出し続けることが大事なようです。そのことが経営を安定化させます。

ヒット商品よりもミニヒット商品を出し続けることが経営にとっては大切なことかもしれません。

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