予測はあくまでも予測。予測通りには行かないと思います。どんなに精緻に予測を行ってもズレが生じます。

予測が外れるとさらに精度を上げて予測にズレがないように賢明になります。しかし、これでは解決策になっていないのではと思います。

予測は、未来や将来に対する予測であって、そこから何か生まれるものではないです。不測の事態が起こったとしても即対応できることの方が大切です。予測に過度の期待をかけていては、生の経営では難しいように思います。

予測は、概ねこのようになるだろうというアウトラインを示すものであって、常に修正・補正が必要です。

予測通りに行かないからと言って、また予測を初めていては出口が見えなくなります。それよりも今起こった結果から、何をどうするのかを見極め実行に移すことが大事です。

時流予測や景気予測、業界動向予測に過度に頼り過ぎると、それが外れた場合、対処が遅くなる可能性があります。

予測をする上で大事なのは、予測通りに行かなかった場合、どのように行動するかのように思います。

ありとあらゆることを想定して動くこと。生の情報を自分で探したり、見つけてくること。自分の目で確かめていない情報を鵜呑みにして信じていると、たいへんなことになる可能性もあります。

予測が可能な時代になってきたからこそ、余計に予測に頼る傾向が強くなっているような気もします。

逆に予測という言葉には注意を払った方が良いと思います。自分の会社の営業利益ですら、期初に予測した数値がいくらになるか当てるは難しいです。

外部環境が激しく変動する時代だからこそ、予測以上にいち早い対応が必要ではと思います。

予測力を付ける以上に、変化への対応力が大事なような気がします。

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