売上や利益ではなく、1年間で会社がどれだけ成長したかは何で測られていますでしょうか?決算書の数値が良いからと言って会社が本当に成長していると言えるでしょうか?

売上や利益は、外部環境や業界動向に左右される場合があります。言葉は悪いかもしれませんが、たまたま今年は追い風が吹いて良かったということもあるかもしれません。純粋に会社が成長したかどうかは別のような気もします。

そこで一つの指標があります。社内で昇進・昇格者が何人いるかで成長度が計れます。年功序列や経験だけで昇進・昇格を判定するのではなく、本当にその方の力を判断して決定されている場合、非常に大事な数値になってきます。

人が成長していないと、企業は成長しているとは言えません。若手の方がイキイキと仕事をして役職が付いて、モチベーションがさらに上がっている姿を見るとうれしく思います。

毎年、どれだけの昇進・昇格者があったのかカウントされてみられてはと思います。その数値と実際の売上や利益と比較されてみて下さい。綺麗に比例している場合もありますし、比例していない場合もあります。

比例していなくて、昇進・昇格者の数が多い場合は、未来に可能性があるかもしれません。もう少しで業績に反映するかもしれないからです。

また、昇進・昇格者が何年も出ていない会社は、業績が停滞しているか下降線をたどっています。いつも同じメンバー、いつも同じ役職者で頑張っている状態というのはあまり良くないです。

やはり、期初には辞令を出してあげたいです。そのことが周りにも良い影響を与えます。あの人のように頑張れば、会社は評価してくれるんだ!給料も上がるんだ!ということが目に見えてわかります。

売上が上がる予兆は、この昇進・昇格者の存在ではと思います。

人が育つ会社が、業績を伸ばされます。一人でも多くの方が昇進・昇格するように会社が、上長の方がサポートすることが大事です。

辞令を何人にも交付できるように!
四月からは新役職者の方が生まれているように!

それが本当の意味での企業成長のような気がします。

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