従業員の意識を変えたい、業績をアップさせたい、会社の改革を行いたいなど色々考えていることはあると思います。

ただし、中小企業ではこのようなことを社員任せにしても良い結果が出ないようです。社長が本気でそう思っておられるなら、自らプロジェクトチームを立ち上げられませんか?

それもプロジェクトチームを立ち上げるだけでなく、明確なテーマを設けることです。集まるだけでは意味がないです。改善・改革したいテーマを社長自らが見つけて下さい。

まずは、テーマありき。何をするのか?
逆にこのテーマが見つかっていない段階では、プロジェクトチームを作らない方が良いと思います。

また、テーマをあれこれと欲張らないこと。一つのテーマで結果を出せていないのに欲張っても無理です。一点に集中して、期限を決めて成果・結果イメージを明確にすることです。

それと一つのテーマの範囲も絞ること。そうしないと成果が見えづらいです。社員の方から見てわかりづらいものは止められた方が良いです。

また、目標数値を表すことです。達成するとどんな報奨があるのかも着手する前に決めておかれた方がモチベーションが上がります。

ただし、このプロジェクトチームを通常の業務時間内でやると支障が出てきますので、ルールとして就業時間外に有志で行うことです。そのことを理解していただける方をメンバーにされるのが良いと思います。

会社のために頑張ることができる人を集めることが一つのポイントです。それと成果・結果が出なくてもプロジェクトチームに参加することで意識が徐々に変わってきます。

従業員の方々は、どうも景気が良くない、業界動向が良くない、自分たちの力では限界ではと感じられている場合があります。社員は、社長の一声を待っておられます。

動いてみたいという気持ちはあっても勝手に動くことはできません。社長承認の元、やらないと意味がないからです。

そのきっかけを上手に作られてはと思います。小さな小さなテーマから着手され、少しずつ会社を改革して行くことが大事です。

最初から大きな成果を期待するよりも皆で会社を良くするんだという気持ちを一つにすることが大事だと思います。

社長がやる気になった時、会社の業績は変わってきます。社長を交えての議論は、白熱します。上手に仕切っていただき、従業員の意識を少しずつ変えて行かれてはと思います。

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