成功している人ならどんな人、どんな企業でも真似ても良いものでしょうか?最近ふと考えることがあります。

真似をしてはいけない人・企業があるのではと思います。
例えば、世の中に一人しかいないような人、日本で唯一の企業というのは完全にオンリーワンです。誰も真似できないからこそオンリーワンです。ということはこのような方の真似をすることは実際できないのでは?

だから真似るということは、真似る人や企業をみつけることが大切なのかもと思います。

自分が真似た方が良い人、真似るべき人を見つけることが成功への近道だと思います。できないのに希望だけ高いというのもどうかなぁと思います。

身近なところで、少し真似れば成果がでるのではという人や企業を見つけられてはいかがでしょうか?

今の自分の状態では、真似てはいけない人や企業があるかもしれません。だから真似る対象も自分のレベルに合わせて変えて行けば良いと思います。

中小企業が大企業の真似をしても上手く行きません。中小企業の良さを引き出すような形でモデル企業を探さないといけません。

どの企業のどこを真似れば良いのか、その判断が一番大事です。焦点を絞って真似る点を見つけ出すことです。

ライバル企業は見つかってもモデル企業がなかなか見つからないという方がおられます。それは商品やサービスに限定した場合だと思います。もう少し大きな目で経営という観点から見ると、必ずあるはずです。

真似るべき対象が見つかると成長が早くなると言われます。それが目標になるからでしょう。

ただ自社だけポツンと事業を行っているような状態ではないでしょうか?それが一番危険な状態です。ライバル企業もない、モデル企業もないとなると、お客様から見た企業価値はどこにあるのでしょうか?

ライバルやモデルがあって始めて、自社も輝いて来ます。
真似る対象、よく吟味して決めて下さい。オンリーワンを目指すのはわかりますが、その過程も大事だと思います。

真似ることが上手な人が、オンリーワンを作るのも上手だそうです。