私はこれまで、お礼の電話を入れるか、包み紙を開ける前にお礼状を書いていました。そう親から教わっていました。

お礼状も書けないものが、商品に手を出してはいけないと、我が家の家訓です。

それくらいは、皆さんもなさっておられると思います。
経営コンサルタントや士業の先生方は、いただき物も多いはずです。電話やお礼状もなさっていると思います。

ただし、もらったままでは心もとない。いただいた金額のものを送ってお礼するのも失礼かもと思います。

最近、あったことなのですが、私の顧問税理士の中央会計株式会社・小松宣郷先生からお礼の品が届きました。

早速、中身を開けてみると本が1冊入っていました。おそらく私の仕事上役に立つだろうと思われた1冊を選んでくれたのでしょう。

金額の大小ではなく、相手のことを考えて贈り物をするということが大切だと実感しました。

本が好きな方は世の中にたくさんおられると思います。自分が読みたい本や興味のある本ならすぐにでも手に入れたいと思うはず。しかし、贈る相手の立場に立って本を贈るとなると考えます。

本を贈るという小さなことですが、素晴らしいことだなぁと思いました。
我々コンサルタントは自分が勉強するだけでなく、クライアントの方々が業績アップにつながるようにアドバイスしたり、サポートする仕事です。当然、読んでいただきたい本もあります。

面と向かって渡すと、失礼にあたる場合もあるので、このような機会にそっと贈るのが良いのかもしれません。

何かしらのシグナルであると感じとっていただければ十分。

お中元やお歳暮といった日本の風習も、ある意味、有効にビジネスに活かせそうです。

成功されている方々とお付き合いさせていただくと、何かしら普通と違うことをなさっておられます。良い点は、即真似させていただこうと思います。

来年のお中元シーズンが楽しみになってきました。