絶対にきつい言葉で従業員を罵倒しない、叱らない。
それを肝に銘じて社長業をされているのがよくわかります。
自分だったら、もう声を荒げて、「何やってるんだ!誰がやったんだ!」と犯人探しです。

社長になると皆工夫されているのが傍から見ていてわかります。社長としての立場で話をされています。

本音が出るのは、皆さん車の中。密室になった瞬間、肩の力を抜かれてひと休み。

出来の良い社長ほど、従業員の前では顔に出されません。凄いと思います。起伏の激しい私にはまだまだ・・・

おっしゃっている言葉はやさしいのですが、その言葉の中に叱りの部分がしっかりと含まれています。後はそのことを従業員の方がわかってくれれば良いのですが・・・

社長業の中で一番難しいことかもしれません。
どの企業様へ言っても社長が声を荒げている現場を見ます。そこまで言わなくてもと思う時もあります。しかし、言っておかないと教育にならないこともあるのでしょう。

常に顔は笑顔で、心の中で怒る。
それを日々繰り返さされているのだと思います。

おそらく終わりはないのでしょう。この状態がずっと続くと思います。
社長業は孤独だとよく言われますが、社内ではそうなるでしょう。

自分の息抜きの場を設けておかないと、続かないのでは?

叱り方、注意の仕方が一番大事です。それを間違えると会社が成り立っていきません。組織として運営しているのですから、一人の我を通しても意味がないです。

社長業では人間形成が一番大事なような気がします。
顔には出ない社長が、立派な社長への第一歩なんだと思います。