資格を取っても一時金だけ、資格手当までは固定的に支給しない企業が多くなっているようです。

資格を取ることが目的ではなく、活かすことを考えないといけません。

でも資格手当がうちの会社はないので、取ろうと思わないというのも問題です。

資格は自分の腕を磨き、技能を習得するための一手段にしか過ぎません。
取るまでよりも取ってから社内でどう活かすかの方がもっと大切です。

一番良いのは、取る前から取ってからのことが頭に描けていることです。

会社側も資格を取られた方の技能をどう活かすか、環境整備が必要です。
それに資格はモチベーションアップにつながります。若い従業員の方が極力資格に対して興味が出るようにサポートすることも大切です。

あるいは、研修会や受験費用などもサポートできれば理想的です。

資格を取れてうれしいだけでなく、活かせて初めてうれしくなるものです。
一つ取れば、また違う資格へとチャレンジされます。

そのようなモチベーションが上がる環境を作っていく必要があると思います。
職場内でスキルアップを図って、自主的にモチベーションを上げて行きなさいだけでは無理があるかもしれません。

資格を一つの目的としたまずそこから始める。
次に資格を取られた方の技能を会社側がどう活かすのか?

若いうちに資格にチャレンジする癖を付ける必要があります。
停滞している組織ほど、有資格者が少ない傾向にあります。
何をやっても給与は同じ。だから積極的に何もしないというふうになっているようです。

資格そのものよりもチャレンジする気持ちが大切です。
年を取るとだんだん失せて来るものです。

チャレンジし続ける癖を若いうちに付けたいです。
会社の環境をどうデザインするかで変わってくるような気がします。

是非、資格に対するあり方を再検討されてはいかがでしょうか?