どんなことをやっているかと言いますと、一人ずつ、あるいはグループインタビュー形式で面談ヒアリングを行っています。

現状の職場環境のことを中心に話を聞いていきます。時間は約30分程度。
全従業員の方からお話をお聞きする時はたいへんです。

具体的には、まず今回の面談ヒアリング調査を行うに当たってのキックオフミーティングを幹部の方の前で行います。実施内容と今後のスケジュールを確認します。

面談ヒアリングのスケジュールは、2日連続を2回くらいのイメージで、その中で面談スケジュールを組んでいただきます。

約1か月後くらいに報告会をさせていただいております。

依頼が来ますのは、会社が組織体として機能しなくなってきていたり、社員のモチベーションが下がっている、風紀に問題があるのではと思われて来た時に、何からどう手を付けて良いのか迷っておられるような時です。

そのため従業員の方から面談ヒアリングを行い問題点の洗い直しからスタートさせていただきます。いろんな意見が出てきます。出てこなくて、すぐに席を立たれる方もおられますが・・・

客観的に外部の第三者の方に話を聞いてもらうというのも業績が低迷してきている場合には必要かもしれません。

面談ヒアリング後にご提案させていただくのは、問題点と課題の報告。
それと今後必要と思われるものについて書面で報告させていただいています。

例えば、
☆あるべき組織図
☆諸規則の見直し(主に就業規則)
☆給与体系の見直し(基本給の算出の方法など)
☆評価制度の導入(人事考課表の作成・導入)
☆本部や総務強化のプラン
☆従業員のモチベーションアップの諸施策
☆効果的と思われるPT会議

ここまで来れば十分かと言いますと、新たに課題が出てきます。
それは会社の方向性や方針についてです。あるいは経営理念やビジョンです。

実際には調査診断に約1~2カ月で、その後実行支援の中で上記の提案内容を約1年かけて作って行きます。

でも大事なのは、最初の面談ヒアリング。
従業員の方からの生の声を聞いて、課題は当然ですが、伸びしろを把握しないといけません。また、幹部の方には従業員と違って、かなり時間をいただきます。

あるべき姿・方向性が見えてくれば理想的です。

人事労務に力を入れられる企業様が増えてきているように思います。
売上は見直しても見込みに過ぎません。どうなるかわかりません。
しかし、人事労務は改善・改革を行えば、成果が出ます。

企業によっていろいろ実情はおありだとは思いますが、いつか着手しないといけないのが人事労務問題。タイミングを見計らって強化されて下さい。