良くもなく、悪くもなく、このような状態は良い方に解釈しても良いのですか?あるいは何か対策を打たなければならないのでしょうか?
という質問・相談もよくあります。

しかし、売上が停滞するといつか落ちるのではと不安になるものです。そのままにしておくと良くないことが起こる可能性が高いかもしれません。でも現状維持ということであれば、大きく変える必要がないため、余計に迷われると思います。

変える必要がなくても様々な施策を考え検討することは大事だと思います。何もせずにいると、もし売上が下がってきたり、業界動向が悪くなって来た場合、対応が遅くなります。

でも売上が前年対比で全く同じだとか、数年間変動がないということは少ないです。上がったり、下がったりを繰り返しながら推移することが多いです。大事なのは、上がった理由や下がった理由がわかっているかどうかです。

逆に怖いのは、前年対比でほんの数%しか変わっていなくて手を打っていない時です。何とかこのまま行けるのではという安易な判断が危機を招く原因になります。

伸びている会社、成長している会社は、良くても悪くても常に新しい施策を考えておられます。向こう3年くらいまではやることが決まっているくらいです。成長軌道に乗っている会社は目先だけでなく、先のことまで考えたり対策を打ったりされています。

何もしないことが一番危険であることを認識されているからだと思います。変化がないということは、これから変化が起こる予兆かもしれません。

実際は停滞してからでは遅いです。停滞する前から、あれこれと対応策を練っておくことです。今良くてもこれからも良いかどうかは誰もわかりません。常に危機感を持って業務に当たることが大事だと思います。

いつももしものことを考えておくが大切なようです。停滞は悪いことが起こる前触れくらいに考えておいた方が良さそうです。

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