不振に陥っている企業や店ほど新商品・新サービスが出ていません。再生が必要だったり業績回復を目指すのなら、このことを主眼に置いて対策を練らない限り、活性化しないです。

固定費の圧縮や経費の削減には限界があります。また外部環境の影響で原価が上がることも予想されます。そうすると、損益分岐点を押し上げる結果となり、厳しい局面がまた来ます。

売れる売れないは別として、新商品・新サービスは起爆剤となります。社内でアドバルーンを上げながら作って行かないと、業績は下降線をたどることになります。

企業再生・活性化においては、この商品開発ができるかどうかにかかっているような気もします。新しい商品が出せないとなると現状の商品を売るだけとなり、業績回復の糸口が見えなくなります。

再生は商品からです。新しい商品が出せないと本当の意味での再生・活性化にならないと思います。

どういう商品を作って行くか、そのことの議論がなされる環境を作って行くことも大切です。トップダウンですべてを決めてきた企業ほど、不振時には対応が遅くなります。

常に社員が商品開発を行う社風が欲しいです。新しい商品の開発と共に、企業も店も再生して行くのが理想ではないでしょうか?

業績低迷で苦しんでおられるなら、是非、商品開発に力を入れられてはと思います。固定費削減だけでは真の意味での再生になっていません。いずれ同じような状況がまた来ます。

どんな商品を出して行くのか、それが大きな鍵のような気がします。

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