予約が入ると心が落ち着きます。少しでも売上が見込めた方が楽です。ところが最近、この予約が減ってきているとお聞きします。

また、うちの店は予約がないのですが、良い方法はないですかという相談・質問があります。

週末に予約で数字が読めるのが理想です。店を開けてみないとお客様が来られるかどうかわからないというのは危険です。どんな小さな個人店でも夕方になると、「今日、空いていますか?予約お願いしたいのですが・・・」と電話があります。

一旦、予約が入り出すと、自然と予約客が増えてきます。ふらっと立ち寄ってもいっぱいだったり、希望の席がなかったりすると、予約しないと気に行った席で食事ができないんだと思われます。それが好循環につながります。

だから予約比率は大事です。月間の全顧客数、組数の中で予約の方の数字はどれくらいでしょうか?理想は、最低20%超えたいです。50%以上のお店もありますが、予約に比重を置き過ぎると、今度は新規客が入れないという悪循環も起こります。そのため、適度に予約は制限することも大事と言われます。

予約に関しても2通りあります。個人の方が友人で予約される場合と、もう一つは宴会予約です。お店のタイプによって違うと思いますが、どちらでも良いので予約を取ることです。

具体的には、やはり顧客名簿が欲しいです。お客様にアプローチできる手段が必要です。今なら、携帯電話の番号やメールアドレスがそれに当てはまります。予約が途切れているなら、そのような方にお店の告知をされてみてはと思います。

良い魚が入ったらすぐにメール。そのメール顧客の数をまず増やされませんでしょうか?最低でも20~30人は欲しいです。数件のメール配信では、ヒット率は低いでしょう。それに何度も配信していると、毎回その方が来てくれるとは限りません。余裕を持って多めに配信できるくらいが良いと思います。

すぐに成果を求めなくても予約は店の力と比例します。特別なあなただけにという情報を流さない限り予約してまで来てくれません。だから予約を取ろうと思えば、まず商品やメニューに磨き込みをかけることです。

お客様をびっくりさせてやろう!
あの人にはこれを絶対に食べてもらいたい!
というイメージは沸いていますか?

それがコツです。そう思わない限り、予約だけ増やそうと思って無理です。
お客様が予約してでも食べたいものがない限り予約は増えません。

予約は、商品・メニュー力と比例していると言えるかもしれません。
予約を増やそうと思えば、商品・メニューの見直しが必要な気がします。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング