数を追いかけていては、難しいと言われます。いつか質の高い顧客作りに専念できる環境を作りなさいと言われます。

その通りだと思います。若い時は少しでも仕事が欲しいですから、可能性のあるものすべてに手を出そうとします。自分の力や能力で判断するのではなく、入ってきたものすべてを自分で処理しようとします。

ところが出来もしない仕事を受けると、後がたいへん。そんな経験を繰り返して成長するもんだと自分で言い聞かせながら前に進む。こういう感じって多いと思います。

ところがこれでは良質な顧客は出来ないらしいです。意識して良質な顧客が作れる環境を自分で作ることが大切です。

どこかで仕事のあり方、人との付き合いの仕方を転換しないといけないのでしょう。仕事ができる人の顧客は素晴らしい方ばかり。客筋を見れば、将来その商売が成功するかどうかわかると言われるくらいです。

自分が他人に自信を持って紹介できる人が何人いますでしょうか?
それが財産です。友人・知人、あるいは顧客やクライアント先の方々。毎年、良質な顧客や人間関係が出来て行かないと成長しないと言われます。

単純に目先の売上だけが伸びていてもそれは人間的に成長していないかもしれません。だから数字を追いかけるだけでなく、中身も吟味しないと本当の意味での成長を計ることはできません。

良質な顧客、毎年、毎月増えていますでしょうか?そのことを意識して業務に当たっていますでしょうか?

年を取り、ふと立ち止まって振り返ってみて下さい。他人の給与と自分を比較するのではなく、他人の顧客と自分の顧客を比較して下さい。

顧客層の差が、力の差です。これは数字以上にはっきりとわかります。

いつしかこのことを意識しないといけない時が来ると言われます。良い顧客があって初めて良い仕事がや素晴らしい人生があるようです。

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