昔、とあるクライアント先でランチ後のチェックを行いました。ランチは無事終了したようなのですが、洗い場には洗い物が残っています。ところがスタッフは片づけをして皆休憩に入ります。

えっ!・・・この状態で・・・と思いました。

店長にお聞きすると、残った洗い物は、夕方出勤するスタッフの仕事にしているとおっしゃいます。

もっともらしくもあるのですが、これでは従業員の教育上良くないと思います。ランチ営業の片づけものは、ランチ担当者の方が片づけるべきです。後回しにする癖が付くと、すべてがそうなってしまいます。

夜残ったものも翌日のスタッフの仕事になるのでしょうか?凄く危険な状態だと感じたのを覚えています。

どのお店でも同じなのですが、時間になるとタイムカードを押してすぐ帰る方がおられるとお聞きします。時給も低くはないです。なのに、時間がくるとパッと手を離して帰宅?

これは意識の問題だと思います。仕事というのは区切りの良いところまで片づけてから帰ることを教えないといけません。

それも勤務初日からそのことを教えるべきです。15分単位の時給の支払いになっていたとしても自分の仕事をほったらかしにするようなことがないように!自分だけが良いのではなく、スタッフ全員に迷惑がかからず、気持良く仕事ができるように気遣いすることが大切です。

このことができていないとお店のチームワークは崩れます。超過した時間分、時給を請求するというのはおかしいです。ひょっとすると、自分が仕事が遅いために片付かなかったのかもしれません。

悪く考えれば、時給が欲しいためにゆっくりと仕事をし、勤務時間を延長する人も出てくるかもしれません。

だから、お店の中が綺麗な状態で終わろう!帰ろう!と店長が教えないといけません。

逆に、勤務時間以内片づけが終わり、一服できるくらいの余裕時間をどう作るかも考える必要があります。

仕事は時間でするのではなく、片付くまでするのが仕事。
いくら時給で給与をいただいているからといって勘違いが起こらないように注意して下さい。

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