昔、売上高を算出するためによく商圏人口を出していました。
お店を中心に半径1㎞・3㎞・5㎞・10㎞でどれだけの人が住んでいるか調べていました。

最近ちょっと気になるのですが、競合店が増えたことも要因の一つですが、人口が減っていませんでしょうか?理論上では、人口が減った分、あなたのお店の売上高も減っているはずです。

また高齢化社会へと移行しています。20年前と比べて人口ピラミッドはどうでしょうか?人口ピラミッドが変化していますが、あなたのお店が扱っている商品やサービスを変化させていますでしょうか?

一度出してデータがそのままということはないです。現在と5年後、10年後の人口動態の変化を調べる必要があると思います。

それと街の中心や一等立地、幹線道路の状況が変化している可能性があります。
何十年も昔と同じということはないです。

昔は商店街や駅前立地が一等地でしたが、徐々に郊外へ移動しています。さらにまた駅前に返って来ているところもあります。

事業を行う上で一番大切なのは、やはりマーケティング調査です。商圏人口が今後減って行く予測が出ているとしたら、売上も基本的にはその減少分に比例して行く可能性が高いです。

人口構成も大きく変化して行く可能性があります。そうすると今の事業を再デザインし直さないといけないかもしれません。

昔のままでやっていけるという時代は終わったと思います。どう変化して行くかが大事です。

昔は良かったよなぁと懐かしんでいては危険です。早めに手を打つ必要があります。

そのためにも、もう一度基礎データを収集され、見直されてはと思います。

街の状況かなり変わっていませんか?
その兆しがみられるなら、早めに対応されることをおすすめいたします。

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