半年から1年お付き合いさせていただきますと、業績が少しずつ回復してきますが、実は、そこから先が最も大事です。

業績が底の状態でお付き合いさせていただいていますので、対策を講じて行けば結果が出てきます。

そうすると、自分たちでもできるんだと思われます。でもそれは周りの方のご協力があってこその話です。自分たちだけで達成した訳ではないと思います。

人間できると思った瞬間が危険信号です。もう後は、自分たちでできると思いやってみると芳しい数字が出てきません。

今できていても納得せず、まだまだやるべきことがあるはずだと継続して緊張感を保つことが大切です。

できると思うということは、そこで緊張感が一旦切れている状態になっているのだと思います。

個人的にも常に気を付けています。自分一人で何でもできると思った瞬間、仕事の精度がいつしか悪くなっているものです。パートナーの方々や各種先生方のご意見を聞いて進めたり、チェックしていただくからこそ良いものができると認識しています。

絶対に、できる、できていると思わないこと。上には上があります。また自分をチェックしてくれる人を必ず持つことが大切だと思います。ブレーキ役になっていただいたり、修正していただいたり、新しい芽のヒントをいただいたりとあらゆる角度からご指摘していただける人が周りにいるかどうか、それが人生や会社を大きく変えそうな気がします。

独りよがりは良くないです。
伸びている人ほど、自分が出来ていない部分を認識され、さらにステップアップされます。

業績が悪いところほど、できていると思っておられます。だから伸びません。
常に自分を律して、厳しい目で経営に当たらないといけないと思います。

できていない部分を探す作業が、人や会社を成長させるような気がします。