この言葉だけで十分なくらい。皆、納得されると思います。
今だけでなく将来のためのアドバイスが大切だと言われます。でも具体的にはどんなアドバイスをすれば良いのか、悩まれています。

欠点を指摘して修正することはできます。そこから将来のことを考えて伸ばしてあげないといけません。ある程度、理解できて、自分で仕事を組み立てれる人には、自分で考えて答えを見つける癖付けが大事です。

使い勝手の良い上司にすぐに答えをもらいに来る方もおられます。賢い仕事の仕方だと思います。これならほぼ間違いはないでしょう。

しかし、上司の方もこの仕事のやり方をしていれば、自分への負担が大きくなり、人が育たないことに気付かれると思います。

任せても良い人には、自分で答えを出させることです。リスクを負うのは嫌だ。的確な指示をいただければそれを確実にこなしますというだけでは、大きく育ちません。

上司が作成したものをコピーしたり、少し修正したものを使っているようでは心配です。

たまには突き離すことも必要です。自分で考えた案を持って来なさい。それをベースに考えましょうと、あえて上司の方の案を先に出さないこともコツです。

上司に頼りっきりでは、組織的な運営は難しくなります。徐々に下に降ろして行き、やってもらうことです。失敗や間違いがたくさん出て来るのも想定済み。それを踏まえて時間を取って下さい。
 
部下に対する教育は目先の改善だけではないです。将来大きく育っていただくための指導でないといけません。

最近は、文明の利器が発達したり、優しい上司が増えたため、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。それをさせず自分で考えさせるように指導することが大事なようです。

結局は、自分が我慢しないとできないことです。
自分でやったり、指示を出すのではなく、部下の将来を考えてあげて下さい。

そんな指導の仕方が、本物の指導らしいです。
勉強になりました。。。