こんな話をよくオーナーや幹部の方々から聞きます。
でもこの話の内容は、普通です。どの企業も頑張っておられます。大事なのは利益が出ているかどうか?

だからご訪問させていただき最初に見せていただくものは数字です。話もまず数字の話からです。数字から顔をそむけていては事業になりません。

従業員がよくやってくれている、感謝されているのはわかりますが、それでは従業員の方が幸せにはなりません。言葉で褒めてあげても限界があると思います。

逆にそんなに頑張っているのに利益が出ていないのなら何かやり方を変えた方が良いのではないかとアドバイスすることです。頑張っているのに利益が出ていないのなら生産性が下がっているということです。

大事なのは利益を出すことです。頑張っていると自己満足されては困ります。誰かが軌道修正して導く必要があります。

頑張っているという会社ほど利益が出ていないのも事実です。

利益を出されている会社は、常に自社はまだまだ世間から見ると甘い。すべての点において見直さないといけないと思っておられます。

頑張っていると社長や会社が評価するので甘えが出ています。だから「頑張っている」という言葉を使わないことです。どの会社でも頑張っているのは当たり前です。それ以上に利益が出るように工夫して仕事をして下さいと伝えられてはいかがでしょうか?

景気が悪いために今まで以上に残って頑張っておられる姿を見受けます。自主的に残っているにしろ、成果が出ているのかどうか気になるところです。

今成果が出ていなくても確実に近い将来成果を出されることを祈ります。

従業員を成長させるか否かは、社長の評価の仕方で決まってくると思います。
頑張っている従業員を評価するのではなく、利益を出した人や成果を上げた人を評価すべきです。

夜遅くまで従業員を残している事が恥ずかしいくらいに思い、効率化を図られてはいかがでしょうか。