営業実績を少しでも上げようと外へ行かれます。朝早くから、夜遅くまで。
お客様が会社や店におられる時間帯は、全部外回り。
このスタイルが本当に優秀な営業マンの形でしょうか?

傍から見ていると、頑張っているように見えなくもないですが、どこか違うようにも見えます。この状態が続くと、朝はだんだん早くなり、夜はだんだん遅くなります。結局、自分で自分をたいへんな状況へと追い込んでいるのと同じです。

どの会社へ訪問させていただいても営業成績の良い方に、コツやヒントをお聞きします。皆さんほぼ同じ答えが返ってきます。成果を上げるために労働時間を伸ばすのではなく、効率的に動けるように考えて動きますとおっしゃいます。

そのコツは、まず社内営業を徹底的にかけるそうです。自社の新商品を従業員の方は何人知っているでしょうか?それに売るなら、自社の社員の方が売りやすいです。また、話をしている中でいろんなヒントが生まれてきます。上司の方に営業をかけながら、アドバイスをいただくこともできます。

できる営業マンの方は、社内営業の段階で、商品やサービスの反響率がほぼわかるとおっしゃいます。

外へ走るのは、社内でのインタビューを終えてからだそうです。じっくりと自分で考えて、それから行動です。

この考える時間がもったいないからと言って、闇雲に外へ出て行っても当たりは少ないのではないでしょうか?

社内の人間を活用できる人がプロの仕事人です。社内で認められないものが社外の方に売れる訳はないです。

だから社内を歩き回ることも大切だと思います。社内を疎かにせず、そこも抑えて欲しいです。

考える時間を作っているでしょうか?
自分の販売方法をどなたかにチェックしてもらっているでしょうか?

外へばかり目を向ける前に、社内を活用し、認められることです。
営業は、社内営業の段階で決まっているという方がおられるくらいです。

営業成績は、最初は営業時間に比例しますが、その後は営業時間とは無関係になります。そこからは、考えて行動した方が成果が上がります。

効率的とは、考えて動くこと。
今一度、検討されてはいかがでしょうか?