当たり前のことなのですが、忙しいくらいでないと利益が出ません。しかし、少しでも忙しくなれば、現場から愚痴が出てきます。

忙しい、忙しいというのが自然と口癖になります。
人を入れて欲しいと言う希望が出てきます。

今まで利益が出ていない状態で、少しでも忙しくなると人を入れていては利益が出ません。どの企業、どの店でも忙しい状態でないと利益は出ないでしょう。すごく忙しいと言う状態でないと利益は出ないものです。

過去の暇だった時のことが当たり前になっているため、忙しい状態が来るとすぐにパンクです。

その時、上長の方がどのような判断を下すかで利益は変わって来ます。当然、人を入れるから辛抱して下さいと言っていてはダメです。

頭を使った工夫をして仕事をしようというふうに変えて行かないといけません。付いてこれない人も出て来るかもしれませんがしようがないです。

暇な時がベースになっていては困ります。体質改善を早めに行わないとたいへんなことになります。

忙しくなれば、上長の方が声を出して、指示を出し続けることです。その状態に慣れさせるしかないです。それとそのような状態が継続しないと、利益が出ないと言うことを従業員の方に教え込むことも大事です。

忙しくなると愚痴が出る職場では利益は出ないでしょう。どの企業様もこのことで頭を抱えられます。企業の中で一番大きい経費は人件費です。人を入れるとなるとその分、売上や利益を上げないといけません。

大事なのは今の人員でやり繰りをし、生産性を上げることです。売上や利益が逆に上がっていても生産性が上がっていないと意味がないことになります。そのことも管理職の方が認識され、管理する必要があります。

一般の従業員の方には生産性という概念を理解してもらうのは難しいかもしれませんが、生産性を上げるために売上や利益を上げるのです。

ということは少ない人員や少ない経費で売上や利益を上げないと、見かけの数字を作っただけでは良くないということです。

だから会議やミーティングの場で、生産性について伝える必要があります。
自分たちの給与アップも生産性のアップがあって初めて評価されるものです。

忙しいことを楽しんで欲しいです。そんなことは今の状況ではあまりないことです。甘えた発言が出ないように、厳しく教え込むことが大切な気がします。