良い大学に入れたい。
親御さんの気持ちはよくわかります。
少しでも良い学校へ入れば、将来が楽になる可能性があるかも?

しかし、実際には入った後の勉学と、社会人になってからの勉強量が人生を決めると思います。

本物のプロの方は、受験勉強の時の勉強時間以上に、社会人になってから勉強されています。あるいは、学生時代以上に本を読んでおられます。

それが成功への近道だと教わりました。
良い学校は通過点にしか過ぎません。目標とするのは良いですが、そこから先は自分次第です。

学校へ行くには様々な形で親の援助がないと難しいです。でも学校へ入学してからは自助努力で独り立ちしないといけません。

学生時代に将来楽になるために勉強する?
と思っていると想像とは違った厳しさが目の前に現れてきます。

親は良い学校に入って欲しいという願いで頭がいっぱいです。
そこまでが親がしてやれる務めだと思っておられるのかもしれません。

どうすれば有名校に入れますか?というご質問があります。
入ることよりもそこから先の将来のことの方がもっと大事なはず。それと予測した将来は、思い通りに行かない場合が多々あります。最終目標に対してのブレはなくても遠回りすることだってあります。

プロと思われる方のお話を聞いていると、やはり意志が強いです。自分の思いをしっかりと持っておられ、最終到達系の自分の目標を持っておられます。

学生時代以上に社会人になってから猛勉強されていることがわかります。
そんな方々と触れ合っているだけでこちらが勉強になります。

良い学校というのは親の夢なのかもしれません。
社会人になると自由に勉強はできます。点数評価もありません。上限もありません。自分がやりたい勉強をお腹いっぱいできます。

入学する前から卒業後の進路指導は早いかもしれませんが、自分なりの目標を
持って生きることが大切だと思います。

本物のプロとは、学生時代の入学試験以上に社会人になってから勉強する人と言えるような気がします。