外部へセミナーや研修会へ従業員を行かせる機会もあると思います。行かせた後、どうされていますか?

その方が伝達講師になっておられますか?

出来ている会社は、外部のセミナー・研修会に行かせる前から、帰社して伝達講師をされることを決めておられます。複数で参加された場合は、テキストの章立てごとやページを割り振られます。

そんな教育、誰がしているのか気になるくらいです。

セミナー・研修会への参加は、その方だけのスキルアップだけのためではないです。会社として有益な情報を得るためです。参加された方は会社の代表者です。会社へ帰ると、伝達勉強会を開催されることをおすすめします。

いつも聞くだけだったのが、聞いてきたことをみんなの前で発表するとなるしっかりと聞いてこないといけません。家に帰っても復習が必要でしょう。講習会当日もより真剣に聞くようになると思います。

教育研修費として会社がお金を出すのは良いことですが、活かし方まで考えて
講習のあり方を考え直す時期だと思います。

受講させることが目的ではなく、社内の活性化策として教育費をどう使うか?
受講する本人の意識が高くないと、無駄になる場合もあるのではないでしょうか。

セミナーや研修会は、社内の風通しを良くするためにも積極的に参加された方が良いと思います。しかし、参加させるだけでなく、その後の活用の仕方や成果についても検証が必要な気がします。

学ぶだけでなく、学んで活かすこと。
情報を共有化させること。

報告・連絡・相談が常日頃から出来ているところは問題ないでしょう。
くれぐれも個人の財産にならないように・・・

伝達講師に会社へ良い風を吹かせてもらって下さい。