「ハイ!その事案、前向きにみんなでやりましょう!」
と言って欲しいのですが・・・

なぜその事案をしなければならないのか、自分の意見を言いだす方が出てくると会議がまとまらなくなります。

そのままにしていると、皆が社長気分で話を始めます。会社の決定事項については素直に従い、それをどうやって上手くやるのか、その議論をして欲しいです。

決定事項に従うのは当たり前。そこから建設的な意見を交わし、早急に実現できる方向性を考えて欲しいです。

どうも会社のあり方や運営について説明しないと、わからないのではと思う場面があります。大人としての常識的な判断をして欲しいのですが、自分の意見をまず言いたいと思っておられる方がいます。

そんな極端ことは言っているつもりはなくても拡大解釈されています。
はぁ~とため息が出そうな時もあります。

伸びている会社、優良な会社ほど素直な人が多いです。素直が社風になっているような感じです。

本来、会社はそうであって欲しいです。年を召された方が、素直でないと他の従業員がすべて右にならえになってしまいます。悪い方向へと流れて行きます。

ベテラン社員ほど、素直な会社を創るよう意識して、会議などに臨むべきではと思います。若いうちの、はみ出した意見は皆あることですが、それを治めるのがベテラン社員の役割だと思います。

小さい時から素直に返事をしなさい!と親に叱られてものです。
組織の中で、素直でない人が出てくると収拾がつかなくなります。

その場で言って良いこと、後で上司に相談してみること、言わない方が良いことの判断が必要です。

会議中の発言を聞いていると、その後の会社の業績が見えてきます。
売上を伸ばす以上に素直な社員を育てることは難しいことかもしれません。

だからこそ、力を入れて教えることが大切です。
会社の未来は素直な社員の数に比例するのではないでしょうか?