何をして欲しいのか?何を伝えて欲しいのか?が明確である事だと思います。
それと正直、一担当者の方から依頼では、単なる勉強会で終わることが多いです。

できれば、経営者の方からの依頼の方が格段に精度が高いです。
自社の弱みと取り組むべき課題をお知りだからです。

担当者の方からの依頼があった場合は、お伺いさせていただき、研修会の意図や期待される成果について確認させていただきます。

「予算を取ったので、お願いします」では、期待される成果は出ないでしょう。
それにまた、同じような研修会を開催することになるような気がします。

個人的にあまりやりたくないのは、成果が期待できない形だけの研修会です。
まずは、成果ありきです。
この研修会をやることによって、どんな成果が期待されるのか?それが見えていないまま、まずやってみようでは無駄だと思います。

また、講師が、その業種に精通していることも良い研修会にする条件だと思います。同じテーマの話でもその業種の商品に詳しくないと、聞いている方もつまらないと思います。

良い研修会にするには、企画段階が一番大事です。
どんな研修会にするかではなく、研修会を行うことによってどんな成果が期待できるかです。

すぐに成果が上がるほど甘くはないですが、それが明確で、聞く側の従業員の方に伝えれた方が良いです。目指す方向性が見えてきます。

でも本当は、トップが企画されるのが理想的だと思います。
弱点を克服したり、次の課題へのチャレンジのために、有効な時間と経費をかける。

それに研修会や勉強会の必要性も一番おわかりのはずです。
どんな研修会や勉強会が良いか社内討論したところで良い結論は出ないのでは?

トップの判断!に尽きると思います。