「コンサルタントさんにお願いするので、10~20%上がりませんか?」

「否:上がりません」
「滅茶苦茶頑張って横ばいか、うまくいって3~5%アップでしょう」

ただし、この3~5%アップさせるということが大事です。
つき出すと、どんな神風が吹くかわかりません。下降線のままが一番危険です。大きな業績アップを求めるのではなく、目先の数字を少しでも改善されることです。

となると必然的にやらなければならないことがあります。
それは、営業です。

それも営業担当者に任せているだけの営業ではダメです。数字にはならないでしょう。仕組みを作っても大きな成果につなげるのは難しいでしょう。

何が大事か?
トップ自らが営業に回らないと、何ら変わりません。
トップの背中を見て、周りもようやく腰を上げるのではないでしょうか?

トップが100取ってきたら、従業員はその10分の1くらい。

営業力強化だと言って、完成度の高いツールを作ったり、仕組みをいくら作っても効果が出なかった経験はないですか?

常に人任せでは、数字を作ることはできません。
今は非常時です。トップが率先して動いていない会社は、全部業績を落としています。会社を守るのなら、自分から動くべきです。

自然とできている会社は、大きな落ち込みはないはずです。中小企業はトップで決まります。だからこそ、自分で動く必要があります。

ということは、トップの心の持ち方次第ということです。
出来ない訳はないはずです。

心のスイッチをオンにして下さい。
営業はツールや仕組みではないです。トップ率先で動くことです。

営業マンは皆、苦戦されています。その方々の心に火を付けるのもトップの行動次第です。