中小企業ではよくあることです。

社長が決めたことがうまくいっていない。不採算になっている。

あまり気にせず、撤退することです。
だらだら続けることが一番危険です。

中小企業のオーナーほどプライドが高いです。
自分が決断されたことに責任を感じられています。

それはほんの麻疹のようなもの。
すぐに見直せば良いもののはずです。

朝令暮改は当たり前です。
それが中小企業の良いところでもあるのです。

決断の遅さこそが危機を招くのではないでしょう。

すべてがすべて100%成功するなんてことはないです。失敗したり成功したりの繰り返しです。そのとき、素直な気持ちで対処できるかどうかです。新しいことを始める際にもこのラインを切ったら撤退するからなと宣言すれば気が楽です。

古い事業ほどなかなか手が付けれなくなっているようです。
でもこのままダラダラとやる方がもっと危ないです。社長案件は、社長が決断しないと誰も意見を言えません。

失敗したことに恥じるのではなく、素直な気持ちになれなかったことを恥ずべきです。

社長案件が、社内で腫れものに触るようになっているようだと改善・改革の足かせになります。これを取り除くことが改善・改革の第一歩になります。

間違ったら、「間違っていました」と素直に言える心が必要だと思います。
それを自然に持てるかどうかで事業は違ってくるような気がします。

隠し事はしない。オープンな雰囲気で風通しの良い会社を作りたいと思われるならば、まず社長案件を正すことです。

中小企業でネックとなっている課題のほとんどが社長案件のようです。