成功することだけするのは経営では不可能。
多くの失敗をした人が成功すると言われます。

今のような大不況期には、過去の経験則が当てはまらないかもしれませんが、運よく成功を繰り返してきた人にとってはピンチかも?

大きく成功しなくても今の事業を維持できればそれで良いと思っておられる方も多いと思います。

表には現れなくても大なり小なり失敗を重ねておられるのが普通だと思います。
でも大きな失敗をして会社を潰すのは良くないです。

成功からは学ぶことがあまりないのかも・・・
小さな失敗の連続が事業を継続させる力になっているようにも思います。

意味のある小さな失敗は経験しておくことが事業運営では大切なことなのかもしれません。

成功されているなぁとかうまくいってそうな会社だなぁと思っても経営者の方は実際かなり今まで御苦労されています。顔に出されないだけで、苦労や失敗を糧に今の事業が成立しているはずです。

だからあまり失敗を恐れすぎて何もできていないという方が危険なのかもしれません。少し前を向いてチャレンジする姿勢が欲しいです。

経営計画書の作成の現場でも削減や縮小の話ばかり。
今はじっとしておいた方が良いという意見が大多数。

でも今は良いですが、その先は?
いつから攻勢に転じるのでしょうか?そのための仕掛けは今からやらなくて良いのでしょうか?

次の不況に勝つためにも今から小さな失敗を繰り返すことも大切ではと思います。

不況を乗り切るには、今までの失敗の数が役に立つはずです。
意味のある失敗を重ねませんか?それが事業継続のコツのようです。