就業規則の中には「表彰」という項目があるはずです。
ところがどこも実際には行えていない状態です。

昇給や昇格もなく、給与の面では厳しい話が続いています。何かで還元できないか考えてはいかがでしょうか。

何でも良いです。表彰の対象となる方を探して下さい。
できればノルマや目標達成された部署にもあげて欲しいです。

ルールを決めて、四半期ごとでも良いと思います。最低年1回は欲しいです。

従業員のモチベーションアップと目標設定には欠かせないものだと思います。原資がないから表彰制度を設けれないと言っていては、いつまで経ってもできないと思います。金額は寸志程度で良いと思います。

大事なのは、表彰を実際に行い、部や個人に対して労をねぎらうことです。
従業員に対してやさしい会社であることです。

スキルアップや高評価で給与が上がること以上に、この表彰は大切です。お金ではなく会社に貢献してくれた方を大事にする仕組みがないと、愛社精神を持った優秀な方が逃げて行くことになります。

貢献してくれた方には、一声かける事。お金ではなく感謝の言葉をかけてあげて下さい。

表彰というのはお金をもらう儀式ではないです。
どういう方が、どんなことをされて会社に貢献してきたのかを他の従業員の方々に知っていただき、モチベーションを高めてもらうためのものです。

いつか俺ももらうぞぉ!
と若手などが奮起してくれれば理想的です。

それに会社は今バリバリで業績上げて引っ張っている人だけが作ったのではないです。過去の先輩方や上司の方々の努力で維持されてきているのです。

数字だけの貢献度を表彰するのではなく、いろんな形で貢献していただいた方を表彰されてはいかがでしょうか?

この数値以外での表彰制度を設けないと、数字だけを追っかける会社になります。

会社は、数字以外の貢献度をどう評価するか、それで価値が決まるようにも思います。

是非、今のような大不景気の時こそ表彰制度、復活させて下さい!