大手企業と同じことをしていてはダメ。
出版されている成功本のほとんどは大手企業の事例。
地方を活性化させる、地方の中小企業の活性化が今後大事。
というお話を 有限会社デジトップ DIGITOP中山 廣之社長からいただきました。

いつも新鮮なお話をされます。いろんなところにアンテナを貼られているIT企業の社長。

実は、新しいWeb戦略構築のご相談に行ったのですが、切り口や発想の違いにびっくりさせられます。

おっしゃる通り、大手企業と同じことをしていては生き残れないでしょう。また本に載っているような事は大手企業のことが多く、それをそのまま真似ることは難しいと思います。公開する側も真似できないという自信があるから公開されるのだと思います。

流行に左右される、流行に左右されない。
こだわる、こだわらない。
というのをそれぞれ縦軸・横軸に取って下さい。

中小企業ではまず、流行に左右されるものに手を付けたらたいへんです。時流が去った瞬間、在庫を持たないといけないことになります。リスクが大きすぎます。

また、最近の大手企業の傾向として、流行に左右されず、こだわらないものを安定的に売って行こうという傾向があるそうです。一番安全な戦略だと思います。

ところがこれと同じことをしていると中小企業は生き残れません。逆に流行に左右されず、こだわったものをどう提案していくかが鍵です。そこに焦点を当てて、考えることです。

流行に左右されるとリスクが大きい。こだわっていないものだと大手企業とバッティングする。

地方企業や中小企業活性化のヒントがここにあるんだと中山社長が何度もおっしゃっていました。

答えはどうも見つかっているようなので、そこに当てはまるような商品やサービスの開発が必要だということです。

やはり日本は、地方都市の活性化なくして、発展・成長はないように思います。
大手ではできないこと、やらないこと、それを見極めて戦略構築を行い、実践することが大事だと教えていただいたような気がしました。