もうすぐ4月がやってきます。
さて予算をどうしようか迷っています。

クラインアント様からの依頼がよくあります。
「武内さん、うちの予算作って下さい。」と・・・

クラインアントの方も予算を作りかねているようです。
過去の数字が参考にならず、未来も見えないため、作れないというのが本音でしょう。

私自身も苦戦しています。昨年の数字を参考にする訳にも行かず。。。

理想は、とりあえず昨年の数字を超えることです。
次に、様々な要因を予算に組み込み固い予算にすること。実現可能な数値にすること。

それともう一つの提案は、毎月予算を書き換えることです。
このような100年に1度の不況期は、誰も先を読むことはできません。だから、毎月見直しされても良いと思います。不確定要素がかなり出てくるはずです。

慎重に慎重に・・・

ルーズだった予算管理に真剣に少し力を入れてみられたらいかがでしょうか?
それくらい今年の予算組みは難しいです。

悪くても悲観的にならずに、管理することに集中されて、予実管理の仕方を習得することです。週ごと、あるいは10日ごとの予算の管理を行うことです。営業担当者から必ずきっちりと数字を上げていただき、消化率を見て下さい。

売上の数字だけでなく、現預金の残も大切です。
通帳とにらめっこしながら現預金の残高チェック。売掛を如何に少なくしていくか、それも大きな課題です。

今年は予算があってないようなものかもしれません。
小さな変化にも対応できるよう柔軟な姿勢が大事です。
予算会議も月1回決まったものではなく、いつでも緊急に招集できる体制を作るべきです。

それと、従業員の方に危機的な状況であることを認識していただき、業務に励んでいただくことも大事です。そのような意識のない現場がまだあるような感じです。予算管理者だけでなく、全従業員の意識を高めないとこの危機的な状況から抜け出せないのでは?

実は、予算以上に従業員の方の意識の方が心配なんです。